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ID 9068
登録日 2008年 10月15日
タイトル
指導の民有林ナラ枯れ27市町村に拡大
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081015-OYT8T00916.htm
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元urltop:
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写真:
 
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細菌の感染によるミズナラなどの集団枯死「ナラ枯れ」が深刻化している問題で、県が管理・指導する民有林の今年の被害は、過去最多の27市町村に拡大していることが15日、わかった。山形、米沢、金山 など9市町でも初めて確認され、被害数は計2万7737本に上った。また、東北森林管理局などの推計では、県内の国有林の被害数は4万本に達するとみられる。
 県森林課がまとめた市町村別の被害状況によると、民有林では小国町(1万2413本)が最も多く、鶴岡市(2613本)、大蔵村(2600本)と続く。2007年は17市町村で計1万8123本だったが、今年は範囲、被害数と も大きく拡大した。同課は「対策費を予算化していなかった自治体もある。被害拡大防止のため、先端地を中心に早急な防除や駆除を講じたい」としている。
 東北森林管理局も今年から国有林の被害の推計を始めた。村山、最上、置賜だけで被害本数は3万本に達するとみており、さらに庄内森林管理署も「庄内でも被害は1万本近くに上るとみられる」と説明する。
 「ナラ枯れ」は、甲虫のカシノナガキクイムシが運ぶ細菌に感染することで発生。県森林研究研修センター(寒河江市)は効果的な防除策につなげるため、気象条件や過去の被害発生状況、カシノナガキクイムシの移動 距離などを分析し、村山市、南陽市、高畠町などが新たな被害地になってしまうことを今年初めて予測したが、的中する結果となった。
 一方、被害本数は民・国有林で4万8000本程度と見込んでいたが、大きく上回る見通し。同センターの斉藤正一森林環境部長は「被害地の予測は今後に生かせる効果を得られた。ただ、4~7月の少雨の影響で樹木自 体が水不足で弱まったため、被害数が多くなった可能性がある」と分析する。
 ◆カシノナガキクイムシ 体長約5ミリで、6~8月に樹木に穴を掘って侵入し、成虫や幼虫のエサとなる酵母を作り出す「ナラ菌」を運び込んだ後に産卵。細菌が水の供給をつかさどる細胞を破壊する。ミズナラ、コナ ラ、カシワなどが被害木となり、7~10月に葉が赤褐色化して集団枯死する。森林の保水力低下、生態系への影響なども懸念される。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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