ID 9051
登録日 2008年 10月 9日
タイトル
教育旅行の素材に恵まれたケアンズ
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新聞名
トラベルビジョン
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元URL.
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=38398
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元urltop:
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写真:
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ケアンズはリゾートのみならず、教育旅行先としても発展してきた。その理由は、世界遺産にも認定された自然や体験型アクティビティ、学校交流など、教育旅行に適した素材が豊富にあること。佼成学園女子
高等高校(東京都)が今年、新しい取組みとして実施した「修学旅行+語学研修」の教育旅行に同行し、生徒たちの表情を通して、その実力を改めて知った。生徒たちの様子を中心に、ケアンズの教育旅行をレポートす
る。(取材協力:オーストラリア政府観光局、クイーンズランド州観光公社、取材:戸谷美津子)
2つの世界自然遺産を体験
佼成学園女子高等学校にとって、海外での修学旅行は初めての体験だが、そのデスティネーションにケアンズを選んだのは、治安の良さ、1時間の時差、受け入れ態勢などに加え、2つの世界自然遺産を体験できるこ
とだ。
その1つが世界最古の熱帯雨林。キュランダでは地元のレンジャーから熱帯雨林について講義を受けた後、熱帯雨林を育てる目的で、班ごとに植樹を体験する。なかには1年で数メートル成長する木もあるとのことだ
。生徒たちは「来年訪れる後輩に、成長を見て欲しい」「10年後にまた来たい」と、地元のメディアによる取材にも笑顔で応える。
2つ目の世界自然遺産「グレートバリアリーフ」は、グリーン島を訪れた。旅程にはさまざまな見所が多いが、今回の旅程のなかで唯一の海での体験とあって、生徒たちにとって待望のアクティビティだ。島内ではシュノー
ケリングやビーチバレー、グラスボートでの海中観察を楽しむ。のびのびと遊ぶだけでなく、入島料の一部が島の環境保護に使われているエコツーリズムの島であるグリーン島での観光は、生徒に環境を意識させるきっ
かけになったようだ。通常7月上旬は晴天で暑い日が多いが、この日は予想外の曇り空と小雨に見舞われ、ちょっと寒そうな生徒たちもおり、万が一に備えて全天候に対応できるような用意が必要なことを改めて痛感し
た。
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