ID 9022
登録日 2008年 10月 7日
タイトル
ケヤキ“外科手術”
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20081008-OYT8T00096.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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小松市那谷町の那谷寺にある樹齢約400年のケヤキの倒木を防ぐため、幹に薬剤を注入、塗布する“外科手術”が7日、行われた。
ケヤキは、樹高約26メートル、幹回り3・62メートル。2年前から樹勢が衰えていた。
先月から、枯れた枝などを伐採する治療が始まり、この日は、専門業者が折れた幹の腐朽部分を約30センチ削って殺菌剤を塗り、腐敗を防止、強度を保持するために樹脂製の含浸剤を注入した。法隆寺の羅漢堂修復
や兼六園のカツラの木治療でも使われた方法で、樹木医の西山義春さんは「思ったより腐朽部に強度があり、削る部分を少なく、樹形を保持できた」と話した。
樹勢回復のため、今月末まで、周囲の土壌改良を行うという。
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