ID　8598

登録日　2008年 8月23日

タイトル

木のこと、もっと知って　気比の松原で名札新調

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080823/CK2008082302000006.html

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　敦賀市の国指定の名勝、気比の松原で２２日、元環境省自然公園指導員の柴田亮俊さん（７８）＝同市松葉町＝が過去に自分が松原のマツや広葉樹に取り付けた木の名札を、木の特徴も追加した新しい名札 に取り換えた。
　気比の松原には９０種計数万本の木が生い茂り、柴田さんは散歩客に楽しんでもらおうと、約１５年前、ほぼ全種類の木約３５０本に１枚ずつ、名前や所属の科を記した木製の名札を付けた。情報をさらに詳しく伝えようと 、木の実や花の特徴、全国の分布などを記した新しいものへの交換を思いついた。
　柴田さんと友人の同市松栄町、主婦田中喜美枝さん（４６）、田中さんの長男佑樹君（８つ）が午前中に松原を歩き回り、アカマツ、ヤマザクラ、クスノキなど２３種４１本の木の名札を１枚ずつ樹脂製のものと交換した。作 業は松原の管理団体の許可を得て行った。
　柴田さんは「気比の松原で散歩したり、森林浴をする人は多い。今後も名札の交換を続けていきたい」と笑顔を見せ、佑樹君も「僕もよく散歩に来る。交換するのは楽しい」と笑った。