ID 8573
登録日 2008年 8月22日
タイトル
特産品の新商品開発へ 盆栽作家ら招き方向性探る
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20080820ddlk38040504000c.html
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元urltop:
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写真:
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全国有数の生産量を誇る今治市菊間町の特産品「菊間瓦」の復興を考えようと、越智商工会(同市大西町宮脇)は19日、新商品開発に向けて東京の有名盆栽作家らを菊間町に招いた。「菊間瓦・いぶし銀プ
ロジェクト」と命名され、中小企業庁のJAPANブランド育成支援事業の一環。
訪れたのは盆栽作家の小林健二さん(38)=東京都世田谷区=と、デザイナーで武蔵野美術大教授の小泉誠さん(47)=東京都国立市。2人は菊間町内の展示館「かわら館」や瓦工場を回って菊間瓦の方向性を考え
た。
小林さんは「鉢として使う方法もあるし、屋根だけではない『瓦の可能性』があると思う」。小泉さんは「何が問題か、何が特徴か、今持っている緊迫感も含めて現地の人から話を聞きたい」と話していた。
同商工会によると、同町内瓦業者は20年前には60業者以上あったが、後継者不足や日本家屋の減少などで現在は20業者ほどに減っているという。プロジェクトは来年2月までで、同商工会が主体となって進め、今
年10月までに瓦を使った試作品を開発する予定。予算は約550万円で、500万円を国が補助する
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