ID 8393
登録日 2008年 7月28日
タイトル
日本野鳥の会が民有林66ヘクタール購入
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/107827.html
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元urltop:
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写真:
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日本野鳥の会(本部・東京、柳生博会長)は二十八日、国の天然記念物で環境省から絶滅危惧(きぐ)種に指定されているシマフクロウが生息する日高管内の民有林六十六ヘクタールを、保護区として購入し
たことを明らかにした。
日高支庁で発表した。保護のため、具体的な場所は明らかにしていない。購入費用は同会名誉顧問の持田勝郎氏が寄付し、「持田野鳥保護区日高第一」と名付けられた。地元の協力を得て巡回、監視するほか、巣作り
に適した広葉樹の植樹など、生息地の恒久的保全を目指す。
同会の道内のシマフクロウ保護区としては、根室市内の二カ所、計二十一ヘクタールに続き三カ所目。同会によると日高管内では一九八〇年代の開発による森林伐採で生息地が激減。現在はつがい数組が見つかって
おり、今回購入した保護区ではつがい一組と幼鳥一羽のみが確認され、絶滅寸前の状態という。
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