ID 8324
登録日 2008年 7月17日
タイトル
室蘭の地域住民が新校舎建設で樹木伐採反対署名
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新聞名
室蘭民報
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元URL.
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/07/18/20080718m_03.html
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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室蘭市日新小学校と統合し、新校舎「旭ヶ丘小学校」の建設地となる、中島小学校敷地内の樹木を伐採する室蘭市の計画が住民から反発を招いている中、地域住民による「むろらんの緑を残す会」(西原羊一
代表)は17日、室蘭市役所で会見し、市に伐採中止を求めた。1万人を目標に署名を開始したことを明らかにし、26日には市内中心街で街頭署名を行い、市民にアピールする。
樹木の伐採は新校舎の建設に伴い、防犯フェンスを設けるなどの理由から、校舎周辺の一部の樹木を取り除くもので、該当するのは百数十本とみられている。先月24日の市議会で、市教委は「できるだけ残す方向に
したい」と軌道修正していた。
これに対して、6月19日に発足した同会では「伐採されれば環境は元には戻らない」などの理由から「敷地内のすべての樹木と周辺の緑の環境を残すべき」と市や市教委に要望していた。今週から署名活動も開始、こ
れまで約500筆を集めている。運動の輪を広げようと26日午前11時から、丸井今井室蘭店前で街頭署名活動を展開する。
記者会見には西原代表と室蘭工大の門澤健也准教授が出席。西原代表は「伐採によってエゾリスが姿を見せたりする小さな森は壊れる。伐採を中止してもらいたい」とあらためて訴えた。
市教委は来月25日、敷地内の樹木保全に関する住民説明会を開く。
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