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ID 8036
登録日 2008年 6月25日
タイトル
大銀杏倒れる、樹齢300~500年根元空洞化
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080624-OYT8T00751.htm
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元urltop:
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写真:
  複数の写真が掲載されていました】
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武雄市朝日町黒尾、黒尾大明神社の境内にある市指定天然記念物「黒尾の大銀杏(いちょう)」(幹回り約9メートル、枝張り約16メートル、高さ約25メートル)が24日、根元から二つに折れて倒れているのが見 つかった。老木になり、根元の一部が朽ちたのが原因とみられる。地元の人たちは、幼いころから慣れ親しんだ大木がなくなったことを残念がっている。(浜村勇)  大銀杏は樹齢300年とも500年とも言われ、1974年に市の天然記念物に指定された。県森林整備課によると、76年に県の名木・古木に指定され、03年には県認定の「さが名木100選」にも選ばれた。
 黒尾地区の山口政文区長(67)によると、近所の人が23日午後11時半ごろ大きな音を聞いており、倒れたのはこのころとみられる。
 夜が明けてから確認したところ、二つに分かれた幹のうち、太い方(直径約6メートル)が折れ、神社の鳥居(高さ約4メートル)が直撃を受けて壊れていた。住民約10人が市の許可を得て、チェーンソーで倒れた木の枝 などを切り落とした。
 市文化学習課によると、市が2000年ごろ、幹の上部に開いた穴をふさぎ、樹勢を回復させた。昨秋、外観を点検した際には異常はなかったという。同課は「幹の根元が空洞化しており、茂った枝の重みに耐えられなく なった可能性もある。最近降り続いた雨の影響もあるだろう」と推測している。
 近くに住む高齢の男性は「毎年、秋になるとギンナンの実がなり、拾うのが子どものころからの楽しみだった」と残念がった。別の男性は、倒れた木の幹が空洞になっているのを見て、「樹齢数百年なので仕方ないのか も」とつぶやいた。
 山口区長は「地区を見守ってくれていた黒尾のシンボルだったのに」と肩を落とし、「高さ10メートルほどの小さな幹は残っている。どうにかして守っていきたい」と話した。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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