ID　7735

登録日　2008年 5月23日

タイトル

国際生物多様性の日：２２日、名古屋でシンポ ビジネスと森林保全など議論

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080523ddlk23040318000c.html

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写真:

　

　国連が定める「国際生物多様性の日」を記念するシンポジウムが２２日、名古屋市中区の電気文化会館で開かれた。学識者や企業の担当者が、森林保全やビジネスと生物多様性とのかかわりをテーマに議 論を展開。企業関係者ら約１５０人が聴き入った。
　生物の種の保全などを目的にした国連生物多様性条約第１０回締約国会議（ＣＯＰ１０）の誘致を目指す名古屋市などの誘致委員会が主催。同条約は９２年５月２２日に採択されたため、この日に合わせて開いた。
　武田明正・三重大名誉教授が森林保全と生物多様性をテーマに基調講演。「人の手が加わった森林のほうが、自然林よりも植生が多様になる」と、間伐などによる森林整備の必要性を指摘した。
　パネルディスカッションでは、ＩＮＡＸや中部電力など４社の担当社員がそれぞれ、生物多様性の保全を目的に行っている植林や生ごみ堆肥（たいひ）化などの取り組みを紹介した。【