ID 7493
登録日 2008年 5月 4日
タイトル
モミの木:伐採寸前、助かった 相模川ふれあい科学館で植樹祭
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080504ddlk14040121000c.html
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元urltop:
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写真:
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関係者らが延命祝う
伐採寸前に運良く助かったモミの木の植樹祭が3日、移植先の相模原市立相模川ふれあい科学館(同市田名)であった。モミを寄贈した同市北里の永持芳雄さん(78)や、移植に協力した「座間緑園土木」(同市下溝)の
座間英告社長、科学館を管理運営する「横浜・八景島シーパラダイス」の布留川信行社長らが参加して、モミの延命を祝った。
移植を仲介した「相模建材産業」(同市田名)の加藤明社長が会長を務める水郷田名観光協会の主催。加山俊夫市長や地元選出の国会・地方議員ら出席者約20人が次々スコップを持ちモミの根回りに土を盛った。
移植の際に余分な枝をせん定したモミは、樹形が整い新芽も吹き出した。12月にはクリスマスツリーとして電飾に彩られ、相模原の新しい観光スポットとなる。
モミの木は高さ10メートルで推定樹齢55年。永持さんが畑で幼木から大切に育ててきた。畑を駐車場に造成するため伐採される予定だったが、加藤さんが「立派に育った木だから助けたい」と引き受け、4月1日に科
学館の前庭に移植された。永持さんは「わが子のように育てたモミが生き残り、多くの人に移植を祝っていただき、うれしい」と喜んでいた。
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