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ID 7487
登録日 2008年 5月 3日
タイトル
校庭のイチョウが復活 松阪・第五小のシンボル
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080501/CK2008050102007841.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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松阪市久保町の第五小学校の校庭にあるイチョウが今春、3年ぶりに元気な若葉を芽吹いた。「学校のシンボルを守りたい」と、枯れ始めた姿を見た住民らが奔走。樹木医の治療が施され、樹齢130年の老 木が息を吹き返した。
 イチョウは高さ、幅各14メートルで、開校した1892年には既にあったという。夏は児童が木陰で休み、秋の早朝には住民がギンナンを拾う。「大きなイチョウがある学校」と卒業生が呼ぶほどの存在感がある。
 異変は2006年初夏に現れた。葉が黄土色に変色し、樹木医の玉野隆さん(50)の診断で、長年踏み固めた土が幹や根を圧迫し、発根が止まったと判明。根元の土の入れ替えが必要だったが、資金のあてがなかった。
 このため、自治会やPTA役員らが同年11月、「第五小学校のイチョウを守る会」を結成し、募金をスタート。多くの住民が呼び掛けに応じ、PTAを通じて保護者約600人も協力。貯金から寄付した児童もいた。
 集まった寄付は約90万円に。07年1月と今年2月に半分ずつ土を入れ替えると、新緑の季節を迎え、老木には鮮やかな黄緑の葉がびっしり。2年前には力なく垂れていた枝も、真っすぐに空に向かうようになった。
 「住民や先生が木をよく見ていて、早く病気に気付いたから治った」と玉野さん。守る会の上田増夫会長(84)は「子どもたちが母校を振り返る時、木の生命力を思い出してほしい」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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