ID　7478

登録日　2008年 5月　3日

タイトル

樹齢100年のヒメリンゴ伐採

新聞名

新潟日報

元URL.

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=109922

元urltop:

写真:

　

旧新津市の「巨樹名木」に指定され、新潟市秋葉区新津本町２の市道脇に立っていたヒメリンゴが１日、伐採された。幹に亀裂が入り、倒れる危険性が生じたため。同所に住み、40年以上も草刈りや枝の刈り込 みをしながら見守ってきた無職、佐々木快宣さん(67)は「ことしもいっぱい実がなると思っていたのに…」と惜しんだ。
　ヒメリンゴは推定樹齢100年で、高さ約６メートル、幹の太さ約60センチ。佐々木さんが30日、草刈りをしていたところ、根元付近に長さ約１メートルにわたる大きなひび割れを発見、同区役所建設課に連絡した。
　同課は専門家とともに鑑定したが、内部が腐っており、再生は困難と判断。道路に倒れる危険性を避けるため伐採を決めた。
　ただ、「子孫」と思われる高さ１メートル超の幼木がすぐ隣に伸びているため、佐々木さんは「これからの成長を楽しみにしていきたい」と話していた。