ID 7442
登録日 2008年 4月30日
タイトル
滞在型癒やしの森
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080429-OYT8T00619.htm
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元urltop:
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写真:
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山梨市の西沢渓谷(同市三富川浦)で29日、山開きに合わせて「森林セラピー基地」がオープンした。林野庁などが昨年3月、「森林浴による癒やしやリラックス効果が優れている」として渓谷一帯を県内初
の「基地」と認定したのを受け、同市が地元の宿泊施設と連携して体験ツアーなどを企画して準備を進めてきた。今後、滞在型の癒やし空間として観光客誘致が期待されそうだ。
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市観光課などによると、「森林セラピー基地・ロード」は、林野庁の外郭団体「国土緑化推進機構」などで構成する審査機関が科学的に癒やし効果が実証された森林を認定している。同機構のHPによると、現在、全国
で35か所の森林が食堂や宿泊施設と連携した「基地」、散策路のみの「ロード」として認定されている。西沢渓谷一帯は、手つかずの自然や渓谷美が評価されたという。
地元住民らによる「三富森林セラピー研究会」が企画した1泊2日の体験ツアーでは、ウオーキング前後の血圧やつばの分泌量を測定してストレス解消の効果を知ることができる。
29日のオープン式典と山開きには、中村照人市長や観光協会関係者など約150人が参加。式後、渓谷を訪れた家族連れやツアー客は、新緑が芽吹き始めた西沢渓谷(約10キロ)を1周した。横浜市から夫婦で訪れ
た押尾美智子さん(60)は「桜やミツバツツジを楽しめ、川のせせらぎにも癒やされる。都会を忘れてリフレッシュできますね」と笑顔を見せていた。
ツアーは6月まで、計5回開催される。問い合わせは同課((電)0553・39・2121)へ。
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