登録日 2008年
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タイトル
吉宗ゆかりの珍木「楓樹」を寄贈 日光から川越えの仙波東照宮へ
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news04/22/07l.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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中国でかつて宮殿に植えられた珍木で、その由来を知った徳川八代将軍吉宗が中国から初めて取り寄せたとされる落葉樹「楓樹(ふうじゅ)」がこのほど、栃木県の日光東照宮(稲葉久雄宮司)から川越市小仙
波町の仙波東照宮(榊原茂宮司)に寄贈され、随身門脇に記念碑とともに植樹された。
日光東照宮によると、楓樹は吉宗が輸入し、江戸城と皇居、日光東照宮の三カ所で育てたが、江戸城と東照宮では枯れてしまった。その後、皇居に残されていた木の種を昭和天皇が日光東照宮に寄贈し、育った苗木
約三十本を同社務所などに植樹した。
仙波東照宮に寄贈された木はこのうちの一本。高さ約6メートルで幹の太さは直径約10センチ。日光東照宮では最も大きな木で、高さ10センチ、直径20センチぐらいに成長している。秋になると葉を朱色に染めるため
、観賞用として楽しまれている。
今年は天皇の即位二十年に当たることから、仙波東照宮で記念事業を考えていたところ、日光東照宮に皇居から持ち込まれた吉宗ゆかりの珍木があることを知り、グ原宮司が日光の稲葉宮司に依頼して寄贈が実現し
たという。
日光東照宮はこれまでに、広島と和歌山、伊賀の三カ所の東照宮に楓樹を寄贈している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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