ID　7275

登録日　2008年 4月20日

タイトル

スギの木に桜の花？ 萩原の県神社で満開

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080420/CK2008042002004973.html

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下呂市萩原町桜洞の県（あがた）神社にあるスギの巨木から生えたヤマザクラが満開となり「スギの木に桜が咲いたみたい」と住民を喜ばせている。
　スギは社殿の裏にあり、県の天然記念物に指定されている。樹高３５・５メートル、幹の周囲は６・６メートル。推定で樹齢８００年を超える。
　２０年ほど前、地上約２０メートルの枝分かれした部分から桜の木が生えているのに住民が気付いた。桜は今、幹が横へ５メートルほど伸び、スギの木の一部のようになっている。１０日ごろ咲き始め、２０日の神社例祭に 合わせるように満開を迎えた。
　境内にあるヤマザクラと似ており、鳥が種をスギの木に運んで芽を出し、成長したようだ。宮司の高野豊計さん（７１）は「生命力に驚かされる。共存できるように今後も見守りたい」と話していた。