ID 7267
登録日 2008年 4月19日
タイトル
鳥栖市の「市民の森」 コカ・コーラと命名権契約へ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080419-OYT8T00171.htm
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元urltop:
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写真:
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鳥栖市は18日、同市河内町鳥越の「市民の森」(約31ヘクタール)について、福岡市博多区の「コカ・コーラウエストホールディングス」との間で、3年間のネーミングライツ(命名権)契約を結ぶと発表した。
5月27日に調印式を行う。
市農林課によると、国有林や県有林以外の公有林のネーミングライツ契約は、県内で初めてという。契約期間は6月から2011年3月までで、名称は「コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森」となる。契約料は年間200万
円で、市民の森の維持管理などに充てる。同社は今後、森林の活用法を市と協議する。
市は年1回、市広報で市民の森特集を組むほか、観光施設などを紹介するホームページの地図に、名称を掲載する。看板や道路標識の費用は同社が負担する。
市民の森には、杉やヒノキなどの針葉樹と、モミジ、イチョウといった広葉樹がほぼ半分ずつ植わり、遊歩道が通っている。市民らから「立ち木の管理をしっかりしてほしい」「遊歩道を整備して」などの要望が相次いだ
ため、企業の力を借りて維持管理体制を充実させ、様々なイベントを展開して市民の環境に対する意識を高めようと、2月からスポンサーを募集した。
同社は市内に工場を持ち、森の近くにある自然体験型宿泊施設「市村自然塾九州」の運営を支援している。市の選定委員会は、社員が清掃活動などで地域に貢献していることを高く評価したという。
同社は「環境保護と地域の活性化に貢献したい」とコメント。橋本康志市長は「よりよい地域の創造を目指し、手を取り合って進んでいきたい」と話している。
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