ID 7193
登録日 2008年 4月15日
タイトル
米中の森林造成モデルプロジェクト、生態環境の改善に貢献
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新聞名
日中経済通信
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元URL.
http://www.newschina.jp/news/%E7%92%B0%E5%A2%83/%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%83%BB%E7%9C%81%E3%82%A8%E3%83%8D/45495
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元urltop:
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写真:
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中国国家林業局が14日に公表したデータによると、中国と米国が提携し2002年から展開してきた「健全な森林造成モデルプロジェクト」は、中国国内のテストポイントで合計1216ヘクタールの人工造林の建
設および920ヘクタールにおよぶ利用価値の低い樹木の改造を終え、テストポイントの森林の質は明らかに向上し、生態環境も大きく改善されたという。
これに関し、このほど行われた「中国森林健康ネット」開設セレモニーの席上で、中国国家林業局の李育材副局長は「このプロジェクトを開始して6年間で、『健全な森林』という概念は中国国内に深く、広く普及した。5カ所
のテストポイントで予定していたプロジェクト業務は基本的に完了し、また延べ1500人に上る育成訓練を終え、新たに追加した4カ所のテストポイントでの業務も全面的に展開している」と実績を紹介した。さらに「中国
と米国の提携は、中国の健全な森林評価指標システムの確立および森林業経営モデルの区分化を促進した。例えば2007年5月に開催された『中米共同による健全な森林評価の要素に関する討論会』では、生態と社会
経済の両面から森林の生理的要素や生態的要素などの評価要素を選び出し、中国の特性に合った健全な森林評価指標システムの基礎を確立した」と語った。
また、米国森林局のサリー・コリンズ副局長は「両国は健全な森林造成の分野で大きな提携成果を上げた。各テストポイントの森林資源の質と数量はいずれも向上し、病害虫の被害や火災の危険が大幅に減少した。今後
、『健全な森林』という理念と5カ所のテストポイントでの経験を、『中国森林健康ネット』を通じて中国国内にさらに普及させていくことを希望する」と述べた。(
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