ID　7135

登録日　2008年 4月11日

タイトル

写真/樹齢２５０年以上のしだれ桜 満開 新温泉・泰雲寺

新聞名

日本海新聞

元URL.

http://www.nnn.co.jp/news/080411/20080411010.html

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西日本一の幹回りを誇る兵庫県新温泉町竹田の泰雲寺（佐藤文昭住職）の「しだれ桜」が、満開を迎えた。多数の咲き誇る花をつけた枝が春風に揺れ、訪れる人の目を楽しませている。今週末までが見ごろと いう。
満開のしだれ桜を見上げる人たち＝１０日、新温泉町竹田、泰雲寺 　泰雲寺のしだれ桜は高さ十五メートルあり、幹回りは五・二五メートルで西日本最大、全国で六番目となる巨木。花木は、地上三・四メートルから二つに分かれ、東西一六・七メートル、南北二〇・三メートルにわたって枝を 広げる。樹齢は二百五十年以上とされ、県の天然記念物にも指定されている。
　佐藤住職によると、今月一日ごろから花が咲き始め、数日前の陽気で一気に満開を迎えた。花が開くにつれて色合いは淡く変化するという。
　桜の周りには連日、大勢の見物客やアマチュアカメラマンが訪れ、ベンチに腰掛けて心行くまで見入ったりしている。十日に香美町香住区余部から知人七人と訪れた松田秋正さん（83）は「毎春通っていますが、きれい で見事。このあと村岡のザゼンソウを見て花散策の一日にします」と話していた。
　泰雲寺では、駐車は国道９号脇の駐車場を利用してほしいと呼び掛けている。