ID 7092
登録日 2008年 4月 8日
タイトル
森林セラピー基地:北郷町を認定、県内では3番目
.
新聞名
毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080408ddlk45040405000c.html
.
元urltop:
.
写真:
.
林野庁の外郭団体、国土緑化推進機構は7日、北郷町を癒やし効果に優れた森林セラピー基地に認定した。県内では日之影町、綾町に次いで3番目。
北郷町は面積1万7000ヘクタールのうち88%が森林。中でも、北部の猪八重(いのはえ)渓谷は照葉樹の原生林が残り、コケの宝庫と言われる。また、中心部に近い蜂之巣渓谷はハチの巣状の穴のあいた奇岩が並び
、ともに遊歩道が設置され、町内外から行楽客を集めている。
昨年8月、林野庁の派遣した専門家が猪八重渓谷と宮崎市街地とを比較してセラピー度を確かめる実験を行った。この結果、血圧や心拍数、渓谷内のマイナスイオンやフィトンチッド量のいずれでも、渓谷に高い癒や
し効果があることを確かめた。町内2カ所でわき出す温泉も認定の大きな要素になった。
町は「森林セラピー推進協議会」(福岡浩一会長)をつくり、セラピーで訪れる行楽客のための旅行プランやセラピー料理、日本一の生産量を誇るスイートピーから抽出した化粧水などの開発に取り組んでいる。
倉岡清美町長は「日南海岸にも近く、海陸両面のセラピーが楽しめる町として全国にPRしたい。来年、合併して日南市になるが、セラピー基地の持ち味は新市でも重要な観光資源になるだろう」と語った。【
..