ID　7046

登録日　2008年 4月　6日

タイトル

写真/早くも桜前線到来 お花見屋形船、ライトアップ 名所、

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080406/CK2008040602001347.html

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写真:

　

　伊勢市前山町の茶道表千家「恭和会」代表幹事小林政治さん（６０）宅にあるヤマザクラの古木が見ごろを迎えた。
　ヤマザクラは１０メートルほど離れて３本あり、高さ約２０メートル、幹回り１－３メートルの古木。小林さんによると、前山の桜は有名な吉野山（奈良県）の桜を植えたといい、松阪出身の江戸時代中期の国学者本居宣長 も「あらたまの年の八とせをこひこひて　前山桜けふみつるかも」と詠んでいる。
　小林さんは、３０年前に京都から移り住んだ。当時は荒れ果て、桜の木も朽ちていたが、樹医に教わるなどして世話を続けた結果、７、８年前から新芽を出して樹勢を取り戻し、満開の花が咲くようになったという。
　そのころから桜の満開に合わせてライトアップし、特別な客を招いてお茶や酒を楽しんでいる小林さん。「６日までライトアップする。家の外からでもかつて名所といわれた前山の桜を見てほしい」と話している。小林さ ん宅は、前山町公民館の近く。