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ID 6963
登録日 2008年 4月 1日
タイトル
写真/名木育てる苗床完成
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040100084&genre=K1&area=K30
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元urltop:
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写真:
 
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 向日市でサクラを育てていた桜研究家の笹部新太郎氏(1887-1978)の思いを受け継ぎ、各地のサクラの名木を育てようと、同市の市民グループ「鎮守の森の会」と地元の向日台団地の住民がこのほど 、同市向日町の勝山公園横の府有地にサクラの苗床を作った。大きくなったサクラは団地内の緑地に植える予定で、同会は「全国のどこにもないサクラの名所にしたい」と意気込んでいる。  笹部氏は1930年代、日本古来のサクラがソメイヨシノに席巻されたことを憂い、全国から名木の穂木を集めて向日丘陵で育てた。水上勉の小説「櫻守」のモデルにもなり、ここで育った苗木が、大阪市北区の造幣局な ど各地に運ばれ、現在はサクラの名所になっているという。  同会と同団地の住民は、笹部氏が手がけたサクラの園を復元させようと、2006年から薄墨桜や荘川桜など笹部氏ゆかりのサクラの若木を団地内の斜面緑地に植栽してきた。  苗床は、同会と向日台の住民らが竹の地下茎を取り除いたり、たい肥をまぜるなどして作った。約3・5メートル四方の広さで、台木となる大島桜の苗木50本を植えた。  来年2月ごろには穂木を集めて接ぎ木を始める予定で、同会は「笹部さんと同じように各地からサクラを集め、5年後には20種類ほど育てたい」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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