ID　6914

登録日　2008年 3月28日

タイトル

写真/穂区の桜の名所２５地点紹介 地元住民らマップ作製中

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080329/CK2008032902099179.html

元urltop:

写真:

　

桜並木の名所・山崎川のある瑞穂区で、地元住民らでつくる「山崎川さくら塾」が、区内の桜の見どころや散策コースを写真入りで紹介する「ＭＩＺＵＨＯ　サクラマップ」の製作に励んでいる。
　昨年に続き、今年も間もなく満開を迎える桜を撮影し、７月末にＢ３判四ページのマップを完成させる予定。名所だけでなく、地元の桜好きが勧める穴場も盛り込み、「桜の街」として瑞穂区をアピールするつもりだ。
　瑞穂公園を中心に南北２・５キロにわたり約６００本の桜が植えられた山崎川は、日本さくらの会が日本サクラ名所百選に挙げる全国屈指の名所。
　さくら塾は、桜を街づくりに生かそうと２０００年に発足。２０人が所属し、桜の保護活動や自然観察会、公募写真展などを続けている。マップづくりは、これまでの活動をまとめ、区内の桜を広く知ってもらおうと企画した。
　メンバーは昨年から区内を歩いて、樹種や本数、植えられた経緯などを調査。うち２５地点を撮影ポイントに選び、満開の写真で紹介する。また散策モデルとして２、３時間で楽しめる３コースを設定した。
　名所中心のコースは、新瑞橋から瑞穂公園をへて山崎川をさかのぼり、何種類もの桜が咲く東山荘をへて区役所まで。健脚者向きコースは瑞穂公園の東から桜並木を通って弥富公園や蜜柑山公園などをたどる。古い 町並みも楽しめるコースは名鉄堀田駅を出発し、堀田公園や天理教東愛大教会などを巡るのがお勧めという。
　さくら塾代表の河村展（のぶ）ちよさん（６３）は「散策して、桜とともに生活している瑞穂区の魅力を再発見してほしい」と話している。