ID 6856
登録日 2008年 3月25日
タイトル
写真家・宮嶋康彦さんに聞く 究極の“桜恋い”巡礼(写真大)
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新聞名
日経トレンディネット
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元URL.
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/cover2/080325_ohanami_01/
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元urltop:
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写真:
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人に愛でられると桜も華やぐ
「桜恋」とでも言えばいいのか、日本人の桜観にはやはり独特なものがあります。古の人々が桜を見て浮かれた心持ちになったように、現代を生きる僕たちも、桜が咲くのを待ちわびている。つまり時代を超えて同じ対象
に対して、同じ想いを共有している。ですから桜は、被写体としても非常に奥深い存在だなと思います。そんな存在は、他にはなかなかありません。
豊臣秀吉が日本で初めての花見を京都の醍醐寺で開いて以来、桜にはやはり宴会がよく似合います。大勢の人に愛でられている桜の姿はとても華やいで一段と美しく見えますし、「今年も咲いたね」と気の合う仲間達と
お酒でも飲みながら騒ぐひと時は、僕も大好きです。
一人で撮影に出かける時だって、焼酎を持って行って大騒ぎしたりしますよ(笑)。でも、僕一人が大騒ぎするよりも、やはり多くの人に見られてこその桜だと思います。
岐阜・高山市 荘川桜
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