ID　6798

登録日　2008年 3月20日

タイトル

木材チップ11％上げ・王子製紙、米社と合意

新聞名

日本経済新聞

元URL.

http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20080319d1j1900c19.html

元urltop:

写真:

　

王子製紙はパルプ原料となる木材チップの主要品種で1―3月積みの値上げを受け入れた。上げ幅は前期（昨年10―12月）比11.9％。1―3月積みは米国製材会社ローズバーグとの間で昨年、いったんは5.1 ％高で決まっていた。だが米国の信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）問題で製材所の稼働率が低迷し、チップの不足感から再交渉を迫られた。 　対象品種は針葉樹のダグラスファー。再交渉後の価格（本船渡し）は1BDU（1.09トン）当たり165ドルとなり、昨年決まった価格（155ドル）から10ドル上がった。前期は147.5ドルだった。一度決めた調達価格を決め直す のは珍しい。他の国内製紙会社もほぼ今回の決定に沿った価格で購入することになる。