ID 6736
登録日 2008年 3月15日
タイトル
早咲きサクラの押し花しおり 今年は1500枚作製
.
新聞名
長野日報
.
元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10113
.
元urltop:
-リンク切れ->
.
写真:
.
伊那市高遠町障害者社会就労センター「さくらの家」は、早咲きさせた高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラを押し花のしおりにする作業に追われている。多くの人でにぎわう観桜期の高遠閣内「にこにこシ
ョップひだまり」で販売する。
今年5年目の取り組みで、桜守から桜の手入れで出た枝をもらい受け、施設内の日当たりがいい場所で約一カ月早く咲かせる。毎年1000枚以上が完売する人気ぶりで、昨年は1200枚が早い時期に売れてしまったた
め、今年は1500枚作る。
通所者たちは、小ぶりで柔らかな花びらを1枚ずつ摘み、ピンセットで丁寧に広げて押し花にする根気の要る作業を続けている。4日ほどかけて水分を抜き取り、かれんなピンク色が映える黒い手すき和紙に張り付け
て、パウチをして仕上げる。
公園開きと同時に開所する「ひだまり」では、押し花しおりのほか、手ぬぐいを縫い合わせたぼうしやからんこで編んだコースター、ビーズ細工などを店頭に並べる。押し花のしおり作りは開所期間中も続き、「天下第一
の桜」をお土産にしてもらう。
..