ID 6703
登録日 2008年 3月12日
タイトル
桜並木と一式飾り 強力タッグで観賞ツアー
.
新聞名
日本海新聞
.
元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/080312/20080312006.html
.
元urltop:
.
写真:
.
鳥取県南部町の二大観光資源がタッグを組んだ。同町は法勝寺地区の「桜並木」と町指定の無形文化財「一式飾り」をボランティアガイドの説明を受けながら楽しむことができる観賞ツアーを計画している。町
内の観光資源のアピールが目的で四月十二、十三の両日に開催する。
南部町法勝寺川土手の桜並木。一式飾りとの合体ツアーで町の観光資源をアピール=2003年4月
法勝寺川土手の桜並木は県内有数の花見スポット。旧西伯町時代の一九九六年には全国桜サミットを開催するほど桜の普及に力を入れており、町花にも指定されている。かたや一式飾りは、食器など日用品の「一式」
を材料に作られることからその名が付いた江戸時代から続く郷土芸術。
毎年県内外から多くの行楽客を招いている桜並木と一式飾りだが「詳しく説明してくれるガイドがいれば」との声があった。そこで一式飾りの実施日に合わせて地元のボランティアガイドらの解説付きツアーを企画した。
同ツアーは予約が必要で参加料千円(高校生五百円、中学生以下無料)。三人以上の申し込みで利用できる。法勝寺庁舎をスタートし、ガイドの説明を聞きながら民家の一式飾りと桜並木を約二時間かけて歩く。出発時
間は十二日が午後二時と同七時、十三日は午前十時、午後二時、同七時の計五回で、夜桜見物も楽しめる。
参加締め切りは四月七日で、すでに県外からの申し込みもある。同町産業課は「自由に見てもらうだけでなく、桜並木と一式飾りの歴史なども含めて知ってもらえれば」と期待している。ツアーの問い合わせは電話085
9(64)3783、同課へ。
..