ID　566

登録日　2006年 3月17日

タイトル

歌手・池田愛子さんが 浜名病院で桜の木を植樹

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060317/lcl_____siz_____005.shtml

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写真:

　

皇太子ご夫妻の長女「愛子さま」と同じ名前に感謝し、五年前から愛車を使って全国で桜の植樹と福祉ボランティアの旅を続けている演歌歌手、池田愛子さん（３９）＝愛知県蒲郡市在住＝が十六日、入院患者 にも桜を楽しんでと、湖西市新所岡崎梅田入会地の浜名病院（具栄作院長）に五十本の桜の苗木を寄贈、正面玄関前で同病院関係者が見守る中、具院長らと記念植樹した。今回で八千七百本目で、「目標の一万本まで頑 張りたい」と感謝の旅は続く。　（堀内孝義） 　池田さんは、高校卒業後、豊橋鉄道でバスガイドを務めた後、一九九三年に「男の太鼓」で歌手デビュー。全国で歌の旅を続ける傍ら、福祉施設などの慰問を続け、これまで千八百五十カ所を訪ねた。
　歌の旅とは別に「愛子さま」と同じ名前に心を打たれ、五年前からピンクの花弁が愛らしいサクラ（陽光ザクラ）を「愛子桜」と命名して、全国の市町村や各施設などにサクラの苗木を寄贈し植樹。これまでに北海道と青 森を除き、南は屋久島まで全国各地で「愛子桜」を植えて来た。浜松市都田でも植樹したという。
　目標は一万本で、来年春には達成できそう。すべて愛車のハンドルを握っての旅で、歌の旅を始めてからの総走行距離は三十五万一千キロに上った。
　今回は昨年六月に浜名病院が落成した際にしゅん工式で司会を務めた縁で、具院長に桜の寄贈を約束していた。この日、池田さんは「愛子桜」の苗木五十本（高さ一・五メートル）を同病院に寄贈。同病院関係者約三十 人が見守る中、早速、具院長と記念植樹した。
　具院長は「贈呈の約束以来、待ちに待った日。五－十年先に桜が茂って楽しい雰囲気の病院になれば」とニッコリ。池田さんは「植えた桜はみんな姉妹（きょうだい）桜。来年にはピンクのきれいな桜が咲きます。これで病 室の窓越しからお花見ができるのでは。目標の一万本を達成したら次は二万、三万本と増やし、全国を愛子桜でいっぱいにしたい」とほほえんだ。