ID　7039

登録日　2008年 4月　5日

タイトル

山高の神代桜ほぼ満開 山梨県北杜市

新聞名

長野日報

元URL.

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=10325

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樹齢は２０００年とも言われる古代の桜、山梨県北杜市武川町、実相寺の「山高の神代桜」が８分咲きになった。根元周り１１.８メートルの太い幹から張り出した枝に、今年も薄紅色の花を付けた。同市観光課は「 ５、６日は満開になりそう」と話している。
　神話に登場する日本武尊（やまとたけるのみこと）が東征の折に植えたという言い伝えがあり、名前の由来になっている。エドヒガンザクラの古木で、国の天然記念物第１号。日本三大桜の１つでもある。樹高１０.３メート ル、枝張りは東西に１７.３メートルあり、どっしりとした古木を彩る華やかな花は、悠久の時の流れを感じさせる。
　今年の開花は「例年より早いが、暖冬だった昨年より１週間遅い」と同課。境内は約８万本のスイセンが満開で、ソメイヨシノ約３０本も咲き始めた。足元の黄色とピンク色に染まり始めた桜が見事なコントラストを見せて いる。「神代桜の見ごろを過ぎてもしばらく桜を楽しめます」という。