ID　6567

登録日　2008年 3月　3日

タイトル

松山東高「青柳」伐採へ 道路拡張やむを得ず

新聞名

愛媛新聞

元URL.

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20080303/news20080303649.html

元urltop:

写真:

　

松山東高校（松山市持田町２丁目、栗田正己校長）のシンボルで、「青柳（せいりゅう）」として親しまれてきたシダレヤナギの巨木が３月中旬に伐採されることが、このほど決まった。隣接する国道３１７号の拡 幅工事のためだが、旧制松山中学校時代から少なくとも９０年余り親しまれた巨木がなくなるのを惜しむ関係者は多く、伐採前の１３日には在校生が「お別れ会」を開く。 　青柳はグラウンド南の周縁部にあり、根元周囲約４・９メートル、高さは約１０メートル、最盛期には約２０メートルに及んだ。松山東高によると、１９１６年、松山中学が同市２番町から現在地に移転した際、旧敷地から移植 。樹齢は不明。 　雄姿は校歌にうたわれ、生徒会誌や運動会のグループの名称にもなっている。だが８０年代に幹の中央部から腐り始め、現在、幹は空洞化。倒れないよう木棒で支えている。