ID　6501

登録日　2008年 2月27日

タイトル

道路監視員、木の枝切りすぎ」

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080227-OYT8T00160.htm

元urltop:

写真:

　

　十和田八幡平国立公園の奥入瀬渓流（十和田市）で、県の道路監視員が道路に面した樹木を伐採し、同公園を管理する環境省十和田自然保護官事務所から注意を受けていたことがわかった。自然公園の管 理者には、危険性がある場合に樹木の伐採が認められているが、今回は枝が根元から切り落とされており、「伐採範囲が長すぎる」という。
　同事務所や県上北地域県民局によると、伐採されたのは、奥入瀬渓流の「馬門橋」付近に自生していた「キタコブシ」など６本の木の枝。切られた枝の大きさは、最大で長さ約５メートル、直径約８センチ。
　道路監視員は１９日、雪の重みで国道１０２号に垂れ下がった枝を見つけ、大型車両だと接触すると判断して伐採した。自然保護団体から通報を受けた同事務所が状況を確認して、同県民局に再発防止を要請した。同 事務所は、「伐採する範囲は安全を確保するために最低限の範囲にとどめるべき」としている。