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ID 6486
登録日 2008年 2月26日
タイトル
スギ花粉対策“視界不良” 国は首都圏
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新聞名
中心、東北後回し
新聞名 MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/080226/myg0802260259000-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
 
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寒さに震えていた冬ももうすぐ終わり、まもなく木々が芽吹く春。しかし、それは一部の人にとって“悪夢”のような日々が始まることを意味している。そう、スギ花粉による花粉アレルギーだ。東北6県はスギ林 ひしめく花粉の“一大生産地帯”。国は花粉発生源を探ったり少花粉の品種への移行を進めているが、対策は首都圏が中心で、東北はどうしても後回しになりがちな傾向にあるようで-。(豊吉広英)  戦後復興や経済発展に伴い、増大した木材需要に対応するため積極的に造林されてきたスギ。特に、国の政策が反映される国有林の割合が高く、スギの生育に適していた東北地方は、気付けば全国でも指折りのスギ 生育地になっていた。
 こうして大量のスギから発生した東北のスギ花粉は、風に乗って全国へ…と思いきや、実は東北以外の地域にはそれほど迷惑をかけていないようだ。
 林野庁は平成17、18年にわたり首都圏(東京駅)、中京(名古屋駅)、京阪神(大阪駅)の各地に到達した花粉の発生源を調査。その結果、首都圏に降り注いだ花粉は、群馬県南部や埼玉県西部、東京都西部、静岡県西 部などの地域で発生したものが中心で、東北から向かった花粉は、福島県南部のごく一部だけだったことが判明した。
◇  では、秋田や青森のスギ花粉はどこへ飛んでいくのか。
 残念ながら林野庁が調査しているのは、20年度に行われる北九州・福岡を含めたいわゆる4大都市圏のみ。今後東北地方の調査が行われるかどうかは「未定」(林野庁)という。
 ただ、これまでの調査結果の傾向から、一部の花粉は偏西風に乗って東へ向かっていることは確実。林野庁は風向きや地形などに左右され、はっきりは分からないとしたうえで、「林近くに落ちるのが一番多いが、青森 、秋田、山形などの花粉は太平洋方面に抜け、岩手、宮城、福島あたりに降ることは考えられる」という。東北の花粉は東北に振りまかれている、と考えるのが正しいようだ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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