ID 546
登録日 2006年 3月16日
タイトル
名残雪に花一輪 三面椿にも春の訪れ
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws1307
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元urltop:
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写真:
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○…春らしい暖かさとなった先週末から一転、気仙地方は十三日夜から十四日にかけて上空に強い寒気が通過した影響で雪が降り、冬に逆戻りした。大船渡測候所の観測によると十三日午後九時頃から本格
的な雪が降り始め、一時間後にはピークとなる積雪三?を記録。各地が薄い雪化粧で覆われた。
○…十四日も時折名残雪が舞い、大船渡では最低気温が氷点下四・一度(平年比三・一度低め)、最高気温は二・五度(同五・〇度低め)と寒さ厳しい一日に。そんな中、末崎町の熊野神社境内にある県指定天然記念物「
大船渡の三面椿」の一輪が花開いた。
○…ヤブツバキの巨木として有名な三面椿は、樹齢およそ千四百年、樹高は十メートル。今年は冬の寒さの影響で開花の遅れが心配されていたが、今月に入って次第にピンク色のつぼみがふくらみはじめ、雪の中でよ
うやく美しい姿を見せた。
○…三面椿も咲き、気仙地方もいよいよ春本番といったところ。同測候所によると、十五日は晴れ間が広がり、日中は寒さも緩みそうだという。
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