ID　6164

登録日　2008年 1月30日

タイトル

仙台のシンボル並木　ケヤキ４４本撤去

新聞名

サンケイスポーツ

元URL.

http://www.sanspo.com/tohoku/top/th200801/th2008012907.html

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写真:

　

杜（もり）の都・仙台のシンボルにもなっているケヤキ並木のうち、４４本を撤去する作業が２８日、始まった。２０１５年に開通を予定している市営地下鉄東西線の建設工事の影響で、仙台市などが数カ月かけ て２７本を伐採し、１７本を移植する。
作業は、２２３本の並木を誇る「青葉通り」で行われ、２８日は歩道部分にある伐採予定の１本について作業員が午前中に枝を払い、午後に幹を切断。同日夜にも交通量が少なくなった後にデパート近くの別の１本を伐採す るなど、歩道部分のケヤキを先に撤去し、その後、中央分離帯部分に着手する。
地下鉄建設に伴い市は当初、５０本の移植を計画したが、１本約３００万円の費用に議会が反発。市民アンケートでも賛同が得られなかったため、市費での移植は７本となった。残る移植予定の１０本については、地元商 店街などによる民間団体が、仙台市青葉区の東北大学の新キャンパスや同市宮城野区の公園に植える準備を進めている。
一方、伐採する２７本については市が現在、活用策を検討している。