ID　6133

登録日　2008年 1月28日

タイトル

オリーブせん定作業始まる－小豆島オリーブ公園

新聞名

四国新聞

元URL.

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20080128000315

元urltop:

写真:

　

４月から開かれる「オリーブ百年祭」の主会場の一つ、香川県小豆郡小豆島町西村の小豆島オリーブ公園で２８日、オリーブの木のせん定作業が始まった。日が当たるよう余分な枝を除いて花のつきをよくす るだけでなく、美しく見栄えのいいオリーブで観光客を出迎えようと、職員らが枝をバランスよく刈り込んでいる。
　同公園では約２・６ヘクタールに約２０００本のオリーブを栽培している。毎年、大きく刈り込み木を若返らせる「切り返しせん定」を３分の１ずつ行っているが、今年は木の形を整え、見栄えをよくする「整枝せん定」を２０ ００本すべてに行おうと、例年より２週間ほど早く始めた。
　この日は職員４人が作業を行い、脚立に上って、はさみなどで手際よく伐採。切り口には菌が入らないよう薬剤を塗った。同園では「オリーブが新しい花芽をつけるには冬場に冷え込むことが大事。最近の冷え込みと適 度な雨で花のつきはよさそう」と話している。
　作業は３月末まで行い、伐採した枝は、同公園でオリーブリースの材料などとして活用する。