1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 樹木・植樹・木のニュースアーカイブ TOP
ID 6020
登録日 2008年 1月17日
タイトル
御室桜なぜ低木? 仁和寺で土壌調査 「謎」解明へ
.
新聞名
京都新聞
.
元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011600074&genre=J1&area=K1H
.
元urltop:
.
写真:
 
.
仁和寺(京都市右京区)の国の名勝、御室桜が低木である「謎」を調べる土壌調査が、16日に同寺であった。これまで、浅い地下に岩盤があって水位が高いため、根が育たずに背が低いといわれていたが、 根拠はなかった。今回の調査で、その「定説」が正しいかどうかを確認する。  桜の成長に影響のないこの時期に土壌と根を調べることにした。土壌調査は、御室桜が植わる6カ所で地下約4メートルをボーリング調査した。このうち、最も南側の調査では、腐葉土の層に続いて粘土層があり、地下 約2.4メートルから粒の大きな小石の層があった。岩盤ほどではないが硬い層だったという。今後、この層が根の成長に影響しているかどうかや透水性を分析し、御室桜が低木である理由を確かめる。  仁和寺には、江戸時代前期に植えられた御室桜が約200本ある。樹高は2―3メートルで人の目線で花が楽しめ、市内にあるほかの名所の桜よりも遅咲きであることで知られる。しかし、その理由は分かっておらず、桜 の品種も確定していない。近年、樹勢が衰えてきたことから、仁和寺は、昨年4月に住友林業(本社・東京都)に委託し、遺伝子解析など初めての科学的調査に取り組んでいる。
..

このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPRその10   当社設計・施工のウッドデッキの事例その1 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )