ID 5982
登録日 2008年 1月13日
タイトル
銀杏売って金色の鐘プレゼント
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080113-OYT8T00085.htm?from=navr
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元urltop:
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写真:
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ラオスで建設中の小学校にプレゼントしようと、品川区立杜松(としょう)小学校の児童が校庭で拾った銀杏(ぎんなん)の収益金で金色の鐘を作り、12日、NPO法人「アジア教育友好協会」に託した
贈呈先は、同協会の支援でラオス南部のクァンシー村で建設中で、3月に完成予定のクァンシー小学校(児童約30人)
ラオスは長年、内戦や国境紛争などの戦火にさらされてきた歴史があり、クァンシー村もいまだに不発弾などが残されている辺境地域にある。これまで小学校の校舎がなく、低学年は近くのお寺で、4年生以上は別の
村の小学校に通って勉強していたという
杜松小では20年以上前から、毎年、校庭の樹齢約80年のイチョウ2本から銀杏を収穫し、地元の人々に100グラム100円で販売、収益金はユニセフなど慈善団体に寄付してきた
昨年初めて、クァンシー小学校の建設計画を知り、収益金を同協会に寄付。今年は、新校舎に授業の始まりや終了を告げるチャイムがないことを知った児童のアイデアで、鐘を贈ることになったという
鐘は高さ約20センチ、重さ1キロの真ちゅう製。「友情」の文字も刻まれている。二つ作り、一つはクァンシーに、もう一つは同小で使うという。
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