ID 5941
登録日 2008年 1月 7日
タイトル
「花見の名所・桜台」復活 雑木伐採、新たに苗木
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/080107/20080107009.html
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元urltop:
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写真:
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かつての花見の名所だった「桜台」をよみがえらせようと、鳥取県倉吉市大谷の倉吉農高で六日、地元住民と生徒たちによる桜の合同植樹会が開かれた
桜の名所復活のために植樹する地元住民と倉吉農高の生徒たち=6日、倉吉市の倉吉農高・桜台
桜台は倉吉農高に隣接する傾斜地で、一九〇七年に当時皇太子だった大正天皇の倉吉行啓に合わせて整備された。一面に吉野桜が植えられ、昭和三十年代には「倉吉十景」の一つに選ばれている。春は打吹公園に次
ぐ花見客でにぎわっていたが、寄宿舎の建設や樹勢の衰えで訪れる人が年々減り、近年は雑木や竹が生い茂って荒れ放題となっていた
二年前の同校創立百二十周年で、卒業生から「桜台は荒れたなあ」と嘆く声が上がったため、前田賢一実習職員と環境土木課の生徒が中心になって桜台の復活に向けて準備してきた
桜の老木を残して整地作業があらかた終わり、桜台の地権者になる大谷財産管理組合(谷口瑞樹組合長)と地元子供会、生徒ら約二十人が植樹会に参加。新「桜台」の主役となる八品種二十二本の桜の苗木を斜面に植
えていった。若木が花をつけるのは二、三年先で、谷口組合長は「倉吉農高にとって桜台は思い出の多い場所。しっかり管理してもらって、昔の桜台のような景色を見てみたい」と桜の成長に期待を寄せていた。++/div+
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