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ID 5749
登録日 2007年 12月13日
タイトル
将来はログハウス30-40棟を販売する
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20071213/KT071212FTI090010000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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北安曇郡白馬村の和田野地区で今冬、オーストラリアなど外国人がペンションを購入し、宿泊業を始める事例が目立っている。同村を訪れる外国人観光客の増加を背景に、村の観光に将来性を見る外国人 が開業し、地価上昇を見込んで土地を買う投資家も出てきている。住民は活性化を歓迎する一方、乱開発や営業トラブルを心配し、対策を始めている  和田野地区は、八方尾根スキー場のふもとに約60軒の宿泊施設が立ち並ぶ。3年ほど前から豪州など外国人誘客に特に力を入れてきた。白馬商工会によると、昨年、村内で宿泊した外国人は延べ約3万3500人。こ うした中、今秋、同地区の宿泊施設6軒を外国人が購入した。中には6、7年買い手が付かなかった物件も。スキーを履いて出られるゲレンデ近くの建物が人気という  また、同地区南部では、松本市の不動産業者が別荘地の分譲を始めた。将来はログハウス30-40棟を販売する計画。外国人や首都圏在住の日本人らが今年、土地6区画を購入している。担当者は「北海道ニセコの 地価が高くなったので、投資目的で別の地域に目を向ける人が増えている」と解説する  ニセコは、数年前から豪州人のスキーヤー増え、同国からの資本流入も盛んだ。そのニセコから白馬に移住し今月ペンションを開業する豪州人のミック・コテフスキさん(30)夫妻は「ニセコはルール無しの開発が進ん で住みにくくなった」と言う  移住先を白馬にしたのは、オリンピック開催の知名度もあり商機が見込めると判断したからだ。「国際的リゾート地として、景観を守る規制が絶対に必要」と話す  一方、和田野地区の住民はミックさんら地区の外国人にも呼び掛け、1996年に制定した地区景観育成住民協定の改訂を11月に始めた。建物を道路からより奥まった場所に建設することや、一定の太さの樹木伐採に は届け出を必要とすることなどを盛り、規制を強化する  検討委員会の委員長を務める渡辺俊夫村議は「ニセコのように開発が進む前に、住民でルールを成文化する必要がある」と力を込める  地価下落や観光客減少が著しい白馬村で、外国人移住者が増大することへの期待は大きい。ただ、移住者が一部の地域に集中していることや、実数が把握できないこともあり、住民には不安感もある  白馬村の宿泊・飲食業者らでつくる「白馬食品衛生協会」は、外国人経営者の未許可営業などを懸念。衛生管理の徹底を指導する外国人向け説明会を13日、初めて開く。担当者は「共存共栄のため、トラブルが起きる 前に対策を実践していきたい」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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