ID　478

登録日　2006年 3月　8日

タイトル

萱野高原を桜の山に 箕輪町でボランティア組織発足

新聞名

長野日報

元URL.

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=2874

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箕輪町の萱野高原を桜の名所に育てようと、桜の育樹や環境整備を行うボランティア組織「萱野高原の桜を育てる会」が発足した。６日夜、町産業会館で開いた設立総会で会則や役員を決め、「将来は桜の山 に」を夢に、心を１つにした 　昨年、町発足５０周年の記念事業として、町のシンボルの１つとなる桜の山づくりに町民を挙げて取り組むことを決め、４月には高原山頂一体で町内外の有志が１００本のオオヤマザクラと姉妹提携都市から寄贈を受け たソメイヨシノを定植。１１月には高原へ向かう林道沿いにも地元三日町、福与両森林生産組合と区役員らが日本さくらの会から譲り受けた２５０本のオオヤマザクラを定植した 　「育てる会」には、同高原の活用に取り組む萱野高原活性化委員会のメンバーと町議、一般町民９３人が参加。会長に就任した平沢豊満町長は、「定植した桜を一人前に育てるには、愛情と『ずく』が必要。全員の力なくし て目的達成はならず、『桜の山にしよう』という大きな夢の実現のため力を寄せて」と呼び掛けた 　会では、定植した苗木の育樹と添え木の補修、周辺の下草刈りなどに取り組むが、近く年度総会を開いて正式に事業計画を決める予定。４月２３日の萱野高原開きには、定植して１年たった桜の生育状況を観察する計 画だ。