ID 5535
登録日 2007年 11月28日
タイトル
植木「フェイジョア」の実をja直売所へ出荷
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新聞名
日本農業新聞
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元URL.
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=3863
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元urltop:
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写真:
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海老名市杉久保で植木苗を生産する宮代果津さん(70)は、樹木の知名度アップに向け、JAさがみ農産物直売所「海老名グリーンセンター」へフェイジョアの実を出荷している。当初は実を知る人も少なかっ
たが、今年になって問い合わせが多くなり、購入者も増えてきた
宮代さんは植木の生産農家。主に卸で販売している。フェイジョアの苗は35年ほど前から栽培している。主に垣根に使われ、実のなる木としての需要は少ない。そこで、この果実を知ってもらって植木の普及を図ろう
と、3年前から直売所へ果実の出荷を始めた
出荷する同店では、試食の意味を込めて100円程度の小袋で販売。食べ方を書いた張り紙でアピールしている
フェイジョアは南半球原産の樹木。6月に赤と白の花を咲かせる。花はエディブルフラワーとしてサラダなどで食べられる。実は緑色で葉の色と似ているため見つけにくいが、10月中旬には熟した実が落ち、収穫でき
る。香りはパイナップルに似ていて、西洋梨と桃をミックスした風味
宮代さんは「近年、実のなる種類の植木が人気を集めている。食べてみたい実の樹木を家族で話し合って植えてみてはどうか」と呼び掛けている。
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