ID　5445

登録日　2007年 11月21日

タイトル

「アンネの木」、伐採を中止裁判所が保存命令アムス 新聞名 MSN産経ニュース

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http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071121/erp0711211003001-n1.htm

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ユダヤ人少女、アンネ・フランク（１９２９～４５年）が「アンネの日記」の中で何度も触れているマロニエの老木（樹齢１５０～１７０年）について、アムステルダムの裁判所は２０日夕、伐採中止を決定、今後１０週 間、老木と隣接するアンネ・フランク・ハウスと保護活動家の間で保存方法を話し合うよう命じた 　第２次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるため、アンネの一家はアムステルダムの運河に面した隠れ家に住んでいた。アンネは屋根裏部屋の窓から裏庭のマロニエの木をながめては日記にしたためた 　秘密警察に逮捕される３カ月前の４４年５月には「マロニエは満開。新緑に包まれ、昨年より美しい」と記している。窓から見える空とマロニエの木が生きる証であり、自由の象徴でもあった 　しかし、老木の幹は腐敗が進み、倒壊の危険性が大きくなったため、木の所有者は伐採を希望していた。市当局は２１日早朝に老木を伐採し撤去する予定だった。展示館になっているアンネ・フランク・ハウスは伐採後 、同じ場所に接ぎ木をする考えだった 　裁判所の決定を受け、マロニエの木が倒れないように鋼鉄製ケーブルでつなぎとめるなどの保存方法が協議される。