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ID 5390
登録日 2007年 11月18日
タイトル
参道の並木、住民が守る 傾いたスギ補強 富山県高岡
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新聞名
市福岡町の浅井神社
新聞名 北國新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20071117201.htm
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元urltop:
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写真:
 
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高岡市指定天然記念物の「浅井神社の杉並木」(同市福岡町赤丸)が、地元有志の手によって倒木の危機を免れた。参道を中心に両脇に大きく傾いているスギをワイヤで固定する補強工事を、市の補助を受 けて実施した。近づく雪の季節を前に、住民が結束して地元の財産を守った形で、関係者は「風情ある参道の美観を損なわずにすんだ」と胸をなでおろしている 浅井神社は延喜式内社の一つで、七一七(養老元)年に創建された。「官社」として朝廷に認められた全国の神社一覧「延喜式」に記載され、県内有数の由緒正しい神社とされる。約二百メートルの参道の両脇には樹齢 二百―四百年余のスギ六十数本が並び、「鎮守の森」の雰囲気を漂わせている。一九四三(昭和十八)年に富山県の天然記念物に指定されたが、度重なる台風で古木が倒れたため、県の指定を解除された  地元関係者によると、スギは側溝と参道の盛り土の間に植えられているため、地盤が不安定で、根が張りにくい状態にある。本来は土壌改良が必要とされるが、参道は付近住民の生活道路として使われており、一帯の 土壌改良は難しいという  「平成十八年豪雪」の際には、雪の重みで枝が折れたスギもあった。このため、向野、川原、古村、鞍馬寺の地元四自治会の住民有志でつくる、浅井神社の氏子総代会がスギの補強工事を行うことを決めた  工事では、参道を挟んで向かい合うスギを樹脂を混ぜた鉄製のワイヤで結び、互いに引っ張り合う形で、スギが現状より傾かないようにした。ワイヤを巻いたスギには、幹が傷つかないよう保護策も講じた。総代会が 工事費を工面し、十月下旬に工事を終えた  関係者によると、今回の工事で今後十五年程度はスギの傾きを抑えられるという。浅井神社の柴田三郎専任氏子総代(62)=同市福岡町赤丸=は「冬を前に何とか工事を終えられ、安心した。今後も地元の貴重な財産 として守っていかねばならない」と話した。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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