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ID 467
登録日 2006年 3月 6日
タイトル
玉川上水 錦再び 『小金井桜』都が保護策
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060306/eve_____sya_____005.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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江戸時代から知られる桜の名所ながら、近年は衰退が著しい玉川上水沿いの桜並木「小金井桜」(東京都小平市、小金井市など)の保護に向けて東京都が本格的に乗り出す。国の史跡に指定されている玉川 上水と一体的に管理し、桜の生育を阻むケヤキなどの伐採や桜の苗木植樹でかつての景観の復活を目指す 小金井桜の保護策は、現在開会中の都議会定例会で都水道局が明らかにした 小金井桜は小金井橋を中心とした玉川上水の両岸約六キロに並ぶ約千本の桜。約二百七十年前、江戸幕府の命で奈良の吉野山などから取り寄せた山桜の苗木を植えたのが始まりとされる 多くの江戸の人たちが訪れ、錦絵などにも描かれた。明治に入ると、花見客を運ぶ臨時列車が甲武鉄道(現在の中央線)で運行された。一九二四(大正十三)年には国の名勝に指定された  しかし、七一(昭和四十六)年に上水の水流が止まると管理が行き届かなくなり、ケヤキなどが繁茂するように。日照不足や近くの五日市街道を走る自動車の排ガスなどの影響もあり、桜の荒廃が進み、花見客も減った  毎年、小金井桜を調査している地元の市民団体「名勝小金井桜を守る会」(藤村英明代表)によると、毎年十本程度が枯れているという  都は二〇〇三年八月、玉川上水が国の史跡に指定されたことを受け、新年度中に保存管理計画を策定する。この中に小金井桜の保護策を盛り込む  ただし、ケヤキなどの伐採には環境保護の観点から専門家の間で反対意見もあることから、都は区間を限定して桜以外の木を伐採し、桜並木を復活させる方法などを検討している。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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