ID 5379
登録日 2007年 11月13日
タイトル
バンコクで覚醒剤の材料となる樹木1万本を栽培
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新聞名
バンコク週報
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元URL.
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=3901
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元urltop:
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写真:
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11月14日、バンコク都内ノーンジョーク区で覚醒剤の材料となるアカネ科の樹木(クラトム)を栽培していた農家がいっせいに当局の手入れを受け、この日だけで12人が逮捕された
警察の調査により同区内の12か所でクラトムを栽培していることが判明。そのうち1か所、ナーさん(44)の所有する敷地では、200本以上を栽培しており、摘み取ったばかりの葉と乾燥した葉をそれぞれ束ねたものが
多数、見つかった。また、葉の乾燥機も見つかっている
ナーさんによれば、「もう数十年、クラトンを栽培しているが、私の隣近所の家もほとんどがこの木を育てている。成長が早く、栽培が簡単で、しかも枯れにくいため、栽培するようになった。業者が葉を100枚1束で20バ
ーツで引き取ってくれるが、その後、どこへ運ばれるかは知らない」とのことだ
さらに、「家によっては薬として使用するために栽培している。この葉をかんでいると、力がみなぎってくる」とも話をしていた
警察によれば、クラトムの葉は覚醒剤の材料となり、主にタイ南部の国境地帯に運ばれているおり、酒、お茶、咳止めシロップなどに混ぜて売られているとのこと。このため、無許可で栽培した者には2年以下の懲役、2
0万バーツ以下の罰金、もしくはその両方が科せられることになるという
今回の警察の捜査で、このクラトムの栽培地は100ライ(1ライは1600平方メートル)に及んでいることが判明。ここで、10000本近くが栽培されていた。
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