ID 5184
登録日 2007年 10月30日
タイトル
アボカドたわわ 阿波市の上松さん、栽培25年の努力実る
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_119379475045&v=&vm=1
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元urltop:
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写真:
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阿波市阿波町下喜来の無職上松常久さん(73)方で、中南米原産のアボカドの実が大量になっている。栽培し始めてから二十五年たつが、寒さのため実が大きくなることはなかった。上松さんは「温暖化の影
響かも」と不思議がっている。
アボカドは庭で露地栽培されていて、高さ約六メートルの木に、濃い緑色の十-十五センチの実が約百個なっている。
妻の町子さん(67)が、二十五年前に鉢植えで種から育てた。熱帯の植物で低温に弱いため、最初の十年間、冬場は室内で栽培、十五年前に庭に植え替えた。
これまで実をつけることはあったが、収穫期の十一月になると寒さで葉が落ち、実は三センチほどにしか成長せず、立派な実が大量になったのは今年が初めて。
町子さんは「木がこの辺りの気候に慣れたことに加え、温暖化の影響もあるかも。長年育ててきたので収穫の喜びは格別です。サラダや巻きずしにして楽しみます」と、二十五年目の初収穫に大喜び。
県果樹研究所の柴田好文次長は「県内ではアボカドの栽培自体が珍しい。大量の実がなったという話は聞いたことがない」と驚いている..