ID 5127
登録日 2007年 10月25日
タイトル
城下町の四季散策 遊歩道に樹木の案内板設置 白石
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/10/20071025t15001.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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白石ロータリークラブ(阿部笙子会長)と白石北ロータリークラブ(鈴木恒秋会長)は、宮城県白石市の白石城内堀を流れる館堀川沿いの遊歩道に、樹木を紹介する案内板を設置した。それぞれの樹木にプレ
ートも取り付けた。植物を身近に感じてもらうことで、城下町白石の散策が楽しくなると期待している。
案内板は「樹木に親しむ径(こみち)」と題して、遊歩道西側の起点に設置した。約500メートルの道を歩きながら観察できるイロハモミジ、エゴノキ、ヤマブキなど25本の樹木の位置を紹介、「ゆるやかな流れに沿う径
をたどりながら、いろいろな樹木を観察してみましょう」と散策を呼び掛ける。
小箱も取り付け、樹木を紹介するA4判の説明書を入れた。持ち帰りは自由。25本の木にはそれぞれ、名称と花期を記したプレートを付けた。事業費は40万円。
阿部会長は「花が咲いて実が付く、季節の変化がより身近になるのでは。子どもたちにぜひ歩いてほしい」と話す。鈴木会長は「花が咲かないと、木の種類が分からなかった。素晴らしい景観を多くの人に知ってもらいた
い」と願っている。
看板やプレート設置には、仙台市七北田公園都市緑化ホール館長で、白石市文化財保護委員の上野雄規さんから助言を受けた。館堀川沿いの遊歩道について上野さんは「自然と歴史が溶け合い、心穏やかに歩ける。
緩やかな曲線になっているのもいい」と魅力を語る。
遊歩道を含め白石城周辺の沢端川、武家屋敷などを通る6.5キロは2004年、「水のまち白石城下散策路」として、日本ウオーキング協会(東京)が国土交通省などの後援を得て実施した「美しい日本『歩きたくなるみ
ち』500選」に認定された..