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ID 5041
登録日 2007年 10月19日
タイトル
森守るドングリ預金 くずまき高原里山実行委
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071018_6
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元urltop:
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写真:
 
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 葛巻町のくずまき高原里山実行委(竹川高行委員長)は、同町江刈の企業の森「くずまき高原こいわの森」に「森林(もり)の預金箱」を設置した。森を散策に開放する入山料代わりに、訪れる人にはドングリを 拾って預金箱と名付けた畑に植えてもらう。数年後をめどに育った苗木を裸地化が進んだ場所に植樹して山を守る。16日は江刈中1年生が預金者第1号として作業に励んだ。

 こいわの森は小岩金網(本社東京)が民有林約258ヘクタールを購入し、都市と山村の交流を促進する場として昨年度開設。粉炭をまいて土壌改良することで山菜の生育をよくするなど、同実行委の炭活用や新ビ ジネス創出の実証実験の場としている。

 森はミズナラやコナラ、シラカバを中心に樹種が豊富。森林の預金箱は、粉炭を混ぜた土を入れた1メートル四方の金網を14基、森の入り口に設置した。

 この時期に植えたドングリは来年春には芽を出し、3年ほどで苗木として活用できるという。作業道沿いなど裸地化した場所にボランティアを募って植樹する計画だ。

 植樹活動は樹木を購入するのが一般的だが、同実行委アドバイザーの高橋求・小岩金網顧問(70)は「この山で採れたドングリから次の世代の木を育て山の緑化に生かせる」と意義を説く。

 江刈中(川村俊校長、生徒65人)の1年生11人は職場体験学習の一環で同実行委の活動に参加。ミズナラとコナラのドングリを4基の畑に植えた。川戸誠之君は「あらためて森林を大切にしていきたいと思った。
大きな木に育ってほしい」と目を輝かせた。

 今後も地元の児童生徒の体験学習を受け入れるほか、ドングリ拾いと「預金」に入山者の協力を呼び掛ける

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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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