ID　4973

登録日　2007年 10月12日

タイトル

秋田スギで芸術を 北秋田、各国の彫刻家が公開制作

新聞名

河北新報

元URL.

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/10/20071014t45002.htm

元urltop:

-リンク切れ-

写真:

　

世界１１カ国の彫刻家が集まり、秋田スギを材料に木彫を制作する秋田国際木彫シンポジウム大会が１２日、秋田県北秋田市の「北欧の杜公園」で開幕した。１９人の作家が２２日まで、制作過程を一般公開し ながら作品づくりに励む。
　２００８年６月に同公園で開かれる全国植樹祭の事前イベントで、県彫刻連盟などの主催。県内を中心に国内作家８人と、イタリア、韓国、トルコなどから集まった１１人が、「時が削り出す秋田の形」をテーマに作品づくり を始めた。
　材料は、長さ２メートル、直径約５０センチの秋田スギの丸太。作家がチェーンソーで丸太を豪快に切ったり、のみを使い細部を削ったりする様子に、見物客が見入った。
　県彫刻連盟の佐藤和夫事務局長は「秋田スギはまっすぐ育つ素直な木だけに、作品を作りやすいはずだ。素晴らしい作品が完成することに期待したい」と話した。
　公開制作は午前８時半から午後４時半まで。１７日は同市の森吉山で、海外作家が「日本の木の文化」を体験する研修会があり、２０日は同公園で地域住民と作家の国際記念植樹祭が行われる。作品は２２日に完成し、 来年の全国植樹祭まで同公園で公開される..

先頭 前ページ 次ページ 最後