ID 4956
登録日 2007年 10月11日
タイトル
古代の木の文化紹介 下関市立考古博物館 農具や祭りの道具など150点
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20071011/20071011_001.shtml
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元urltop:
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写真:
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古代の日本人と木とのかかわりを紹介する下関市立考古博物館の企画展「木の文化‐ハレとケの世界」が11月25日まで、同市綾羅木の同博物館で開かれている。
展示しているのは、県内をはじめ、石川県や福井県、福岡県など全国の縄文、弥生時代の遺跡から出土した約150点の木器や写真パネル。農具など日常生活の「ケ」の部分の道具や、鳥形など祭りに使われたと考えら
れる「ハレ」の道具が並んでいる。
「ケ」の道具のうち、石川県小松市の八日市地方(ようかいちじかた)遺跡から出土した竪杵(たてぎね)(弥生時代中期前半)は、模様が入れられた珍しい一品。鳥取市の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡から出土した
木包丁(同中期‐後期)は、石包丁をまねて作った品だ。
「ハレ」では、銅鐸(どうたく)をまねて作られた鐸形(同中期後半、阿東町の宮ケ久保遺跡出土)や、八日市地方遺跡から出土した黒や赤で色付けされた魚形(同中期後半?)などが紹介されている。
13日午後1時半と、11月18日午前11時には、担当学芸員による展示品解説がある。問い合わせは同博物館=0832(54)3061..