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内 森林管理署
新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/53269.html
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元urltop:
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写真:
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十勝管内上士幌町の大雪山国立公園内の少なくとも二カ所で各二十ヘクタール前後の天然林が皆伐され、表土がむき出しのはげ山ができていることが四日、河野昭一京大名誉教授(植物生態学)らの現地視
察で分かった。札幌市で五日に開かれるシンポジウム「日本から天然林が消える日」で緊急報告される。
現場は同町内の糠平湖北側の国有林でトドマツやイタヤカエデ、ヤチダモなどが自生する一帯。十勝西部森林管理署東大雪支署は二○○四年九月の台風18号で風倒木被害が激しかったため、伐採や搬出をしたと説
明。危険な風倒木処理の場合、環境省との事前協議は必要ない地域だという。同支署は近く、伐採した場所の一部にトドマツを植樹する予定としている。
河野名誉教授は、シンポに合わせて道内の森林調査を行った。森林管理署が皆伐前の写真を撮っていないことを指摘し、「本当に皆伐が適当だったか事後検証できない。河川に砂利を敷き運搬路にするなど極めて問
題が多い。生態系をトータルで考えなければならない国立公園では初めて見る事態だ」と驚いている。
シンポは五日午後六時から、札幌市中央区のかでる2・7で。無料..
このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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